価値のある
歯科医療のために
TVCMや広告などの影響で、
予防・定期検診に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか?
当院では“いかに健康な状態で、問題なく咬める歯を、
どれだけ永く残せるか”を歯の土台(基礎)から考えることで、
皆さまにもう一歩進んだ、より価値のある予防・定期検診を提供できると考えています。
お口の健康、そして全身の健康のためにも、
本当の意味で“歯を残す”ことを、一緒に考えてみませんか?
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本当の意味で
“歯を残す”ということ

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生涯健康で過ごすためには“歯を残す”ことが大切です
健康な人生を過ごす上では、高齢になってもよく噛んで楽しく食事をすることが重要です。近年では生活の質を維持する上で、歯を残すことが注目されるようになりました。
しかし、歯が“ただ残っているだけ”では、お口の状態が本当に健康であるとは言い難いのです。

欠ける、擦り減る、土壌が減る 当たり前の劣化も… 様々なトラブルに繋がります

歯は消耗品であることを意識したことはありますか?
誰もが“自分の歯で一生食事ができるように”と望みますが、歯は一生残るのでしょうか?
実は、歯は消耗品である要素が強く、使えば使うほど欠けてきたり、擦り減ったり、歯を支えている土壌が減ってしまいます。その結果として痛みが出たり、噛みにくくなったりなど…様々なトラブルが生じます。

消耗し、劣化し、ダメージを受けた歯は、治療によって改善されますが、それは元の歯とは異なります。歯科治療は歯を元に戻すわけではなく、建物でいうと「リフォーム」をした状態なりますが、このことは一般的にあまり理解されていないのが現実です。

治療を繰り返すと歯を失うことに

悪くなったら治療(リフォーム)を繰り返せば良いのでは?
治療=リフォームは何度もできるわけではありません。
建物の基礎が使えなくなると「建て替え」を考えることになりますが、歯も同じで基礎がダメになってしまうと“治療をすれば何度でも改善できる”というわけにはいかなくなります。細菌を除去する上では「削る」という行為しか選択肢はない一方で、削れば削るほど歯は無くなり、薄く、もろくなっていきます。

下の図は、歯科医院での検診(予防)を
どのように受けていたかと残存歯数の関係をみたグラフです。
定期検診を受診してきた方と比べると、
残存歯数の差は一目瞭然で、検診(予防)の重要さがわかります。

年代別歯科医院のかかり方と残存歯数

このことから、
当医院での治療の考えとして、
以下の3点に重点をおいています。

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    *

    01

    まず歯の
    コンディション、
    リスクを知ってもらう。

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    02

    治療法を
    患者さんと考える。

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    03

    治療を進め、
    その状態を維持する。

    維持する場合にもリスクのことを
    しっかりと意識していただく。

歯のコンディション

歯は建物と同じです!

あなたの歯のコンディション
はどうですか?

  • 歯(建物)の状態
    *
    摩耗、ひび、割れの
    有無
  • 根(柱)の状態
    *
    根の治療経験
    の有無など
  • 歯茎(土壌)の状態
    *
    腫れや中の骨の
    状態
病気などのリスク
  • 噛む力の強さ
  • 虫歯リスク
  • 歯周病リスク
  • 他の病気との関連性

当院では以下の流れで、これらのリスクを検査によって予測・適切に対処し、
患者さまの長期的な健口・健康管理を行います。

  • 01

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    問診・
    カウンセリング
    お口の状態や日頃の
    生活習慣などをお聞きします
  • 01

    *

    精密な検査
    お口の状態を正確に把握
    するための検査を行います

    視診・レントゲン検査・口腔内写真・唾液検査・その他

  • 01

    *

    長期管理・
    コントロール
    定期検診による
    メインテナンスを行います

当院長は日本歯周病学会 専門医 日本歯内療法学会 専門医です!

歯のコンディションで、特に重要な歯を支える骨(土壌)に関連する歯周病治療、歯の根っこ(柱)に関連する日本歯内療法学会専門医日本歯周病学会認定専門医が所属する医院ですので、建物でいう“基礎工事”の重要性に関して、患者さんに相談していただきやすいかと思います。
その後の”建築”であるインプラント・補綴治療(被せ物など)においても、大学病院での研鑽を積んだ日本口腔インプラント学会専修医が所属しておりますので、複合的にご相談ください。
*日本歯内療法学会、日本歯周病学会のお問い合わせ先:03-3947-8891
*日本口腔インプラント学会のお問い合わせ先:03-5765-5510

保険と自費、世界と日本

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日本における医療保険制度
諸外国では日本とは異なり、非常に歯科治療の費用が高くなります。
日本は医療保険制度によって、医療費の一部を国が負担してくれており、先進国の中で最も治療費の安い国となっています。このことは日本の素晴らしい点である一方で、結果として「悪くなってから歯医者に行けばいい」と予防意識が低い方も多く、歯が日本人に軽んじられていることの一因にもなっています。
海外では?

海外では、治療費が高額であることもあり、歯を大切にすることへの国民の関心が非常に高くなっています。そのことから歯が悪くなるリスクに関しての理解も深く「歯を悪くしないために歯科医院に通う」という意識が高い方が多いのです。
また、海外の歯科の治療技術や先医療機器も非常に進歩しています。

一方で日本は非常に良い点でもあった医療保険制度が、高齢化・日本の医療財政の圧迫によって、逆に一部の新しい治療法が導入されることの妨げにもなってしまっています。
言い換えると、世界で一般的になっている先進治療が、医療費で賄いきれないことから、保険で認められていないのです。保険治療は世界に誇れる制度である一方で、最新の治療法が提示しづらい…これが日本の歯科医師の近年の葛藤として存在しています。

海外では?

幅広い治療法の選択で、
お口と全身を健康に

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適切な治療のために重要視すること
私は患者さんに適切な治療を受けていただきたいと思っています。
安くて最高の治療というものは存在しませんが、かといってなんでも保険外の自費治療というような、高価な治療であれば完璧であるということでもないのです。
Point 考え方は似ています

先ほど建物に例えて歯のことを説明しましたが、「壁にヒビが入ったら絶対に家を建て替える」という方ばかりではないでしょう。修繕する方もいれば、そのままにされる方もいると思います。しかし、ヒビが入った建物が、新築に比べて強度にリスクがあるのはご理解いただけるのではないでしょうか?
歯の場合も同様に、自身の歯のコンディションを理解していただいた上で、メリット・デメリットを考慮して治療法を選択していただきたいのです。

お口の健康が全身の健康に影響する

お口の健康と全身の健康の関連性が認められています
また、これまで日本における歯科治療の保険制度では「悪くなったものを治療する」ことしか認められていませんでしたが、近年、保険制度に革新的なものとして、歯周病の安定を維持管理する治療が認められ導入されました。
歯の病気は食事がしづらくなり、体力低下を招くだけではなく、全身の病気とも関連することが知られてきています。下のグラフを見てもわかる通り、歯が安定した状態で長持ちすることで、健康な状態が維持され、結果的に医療費が削減できるという考えに至ったのです。

海外では?

このことは非常に重要なことであり、
今後日本人の歯の健康を間違いなく良い方向に進めるでしょう。
歯やお口、ひいては全身の健康を保つために、悪くさせないために、
定期的に歯科医院でのメインテナンスを受診してください。

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