患者様におかれましては、緊急事態宣言下の自粛中に多くのご不安があるかと拝察致します。
現在当医院では感染対策を徹底し、新型コロナウイルスへのリスクを減じた上で、治療回数を減じられるように、保険治療の規定内でまとめてできる箇所はまとめて治療を行うようにしております。
しかし、現在のコロナ情勢から来院を控えたい方もいらっしゃるかと思います。
そのような中で、症状が出られた方は下記の内容を参考になさって下さい。
・歯がしみた時
虫歯や知覚過敏の可能性があります。
一時的、軽度のものであれば、シュミテクトなどの知覚過敏対策用の歯磨き粉で緩和してください。
しかし虫歯であれば痛みは悪化しますので、ご連絡下さい。
長期の放置で痛みが消える場合もありますが、これは治癒しているわけではなく、神経が感染で死に、次のステージに悪化している場合が考えられます。ひどい腫れを起こす可能性があるので、ご注意下さい。
・腫れた時
歯の中の菌が炎症を起こして中で膿んでいるか、歯周病で歯茎の周囲が腫れている可能性があります
痛み、炎症を引かせるために、痛み止めを飲んでいただき、悪化する可能性が高いため、ご連絡ください。
・歯が割れた時
食いしばりや歯ぎしりが強い方は割れるリスクが高いです。一部のみ欠けた場合には経過観察で大丈夫ですが、歯の神経部位まで割れた場合、根っこまで折れた場合には痛みが悪化する可能性が高いので、すぐにご連絡ください。
・入れ歯が割れた時
そのまま使っているとお口の中を傷つけてしまう恐れがあるので、無理に使用せず、外しておくか、修理の為にご連絡ください。
・被せ物が取れた時
取れた物の保管をお願い致します。そのまま調節して再装着できる場合があります。来院される際にもご持参をお願い致します。
取れた部分が虫歯になっていることもございますので、放置せずご注意下さい。
自粛中では、緊急性のない処置の期間を空けております。しかし、一方で虫歯や歯周病の重度の方が、自己判断で放置をすることによって、悪化して来院されるケースが増えております。ご心配の際には悩まず、ご相談ください。